山鉾巡行5

山鉾32番の内16番の巡行が行きすぎ17番目になってきました

17番「月鉾」(つきほこ)です。鉾頭に新月をつけ、真木になかほどの「天王座」に月読尊を祀る、屋根裏の金地彩色草花図は円山応挙の筆、天井の金地著彩源氏五十四貼扇面散図は岩崎九右衛門の筆、彫刻は左甚五郎などから出来ています。

18番「占出山」(うらでやま)神功皇后肥前の国松浦で鮎を釣って戦勝の兆としたという故事によります。

19番「芦刈山」(あしかりやま)故あって妻と離れて南波の浦で芦を刈る老翁がやがて妻と再開をはたす夫婦和合の姿をあらわしています。

20番「保昌山」(ほうしょうやま)平井保昌が、和泉式部のために紫宸殿の紅梅を手折ってくる姿をあらわしています。

21番「放下鉾」(ほうかほこ)鉾頭には日、月、星三光が下界を照らす形を示しています。その形が洲浜に似ているので別名「すはま鉾」とも呼ばれ、鉾の名は「天王座」に放下僧を祀ることに由来しています。