山鉾巡行6

巡行も終盤になって来ました、9時に「長刀鉾」が通過して時間の経つのは早いもので1時間半ほど経過し太陽の日差しが一段と厳しくなり四条通りの北側にいる人は日があたり大変なようです・・・

これは22番「岩戸山」(いわとやま)山と名が付いていますが「鉾」のようです
天照大神の岩戸隠れの神話により取材、山とはいえ室町時代狩野永徳洛中洛外図屏風で見られる岩戸山にはすでに車輪が描かれており鉾と同じ車を付けた曳山です。白衣姿で胸に鏡をかけた天照大神、白衣に唐冠をかぶった手刀男命、屋根の上には太刀をはき雨璦矛(あまのぬぼこ)をつき出した伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の三体の御神体が祀られています。

23番「船鉾」(ふなぼこ)
神功皇后が妊娠中にも関わらず男装で海戦して勝利し、皇子をお生みになったという説話にもとずき鉾全体が船の型をしている。巡行のとき舵の上には神功皇后と三神像を祀ります。

24番「北観音山」(きたかんのんやま)これより後祭りの巡行列になります。
楊柳観音像と韋駄天立像を安置する曳山。松の木の左二の枝に尾長鳩をとまらせているのが特徴です。

25番{橋弁慶」(はしべんけい)弁慶と牛若丸が五条大橋で戦う姿をあらわしています。

この人形は永禄六年の古い銘があり貴重なものです。

26番「役行者山」(えんのぎょうじゃやま)
修験道の祖、役行者一言主神を使って、葛城の大峰の間に石橋をかけたという伝承によるものです。
山鉾巡行も次は27番からですから次回で終了になります。