山鉾巡行 1

昨日17日は日本三大祭の一つ「祇園祭」でした。昨日の近畿地方は梅雨明けとなり、京都は36・4度まで気温が上がり熱中症の人も多数でました。
そんな中私は、朝8時30分ごろから友達からもらった巡行観覧券を持って河原町御池の京都市役所前に行きました。この観覧席は自由席で9時開場だったので暑い中9時まで待って一番前の席を確保しました。
今までは四条烏丸東の大丸百貨店前で写しましたが、今回は招待券をもらったので市役所前に行くことにしました。
この観覧席は御池通りの北側で市役所の前だったので、街路樹の日蔭は無く直射日光をまともに受ける場所でした。
その暑い中待つこと1時間20分先頭を行く「長刀鉾」がやっと来ました・・・・暑いので汗が噴き出してきます・・・


これは河原町御池に到着した「長刀鉾」です。この交差点で90度の方向転換をしますが、鉾には自動車と違ってハンドルが無いので、車輪の下に割り竹を敷き、その上に水をまき引き手がロープで鉾を引き車輪を滑らせて曲がります。

この辻回し作業は多数の人が掛け声でロープを引っ張って方向転換をするのでスリルがあり見物人が多いところです。

この先頭を行く「長刀鉾」はHPによりますと次の通りです。
巡行順:1番(2012年)
なぎなたぼこ/なぎなたほこ
長刀鉾
京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾
 「くじとらず」の名があるように、山鉾巡行の先頭を受け持つ鉾。命名は、鉾のてっぺんを飾った三条小鍛冶宗近作の大長刀による。宗近が娘の病気平癒を祈願して八坂神社に奉納したが、鎌倉期にある武人が愛用。しかし何かと不思議が起こり、返納したという。大永2(1522)年、疫病がはやり、神託で長刀鉾町で飾ったところ、疫病は退散した。創建は、嘉吉元年(1441)説がある。真木は全長20メートル。現在、稚児が乗る唯一の鉾であるとされています。

大勢のボランテアの人が鉾を引きます・・・

この鉾先には大長刀があり、巡行の先頭をつとめます、その為鉾由来の「くじ取らず」で、鉾の中でも唯一稚児が乗り、しめ縄切りをします。この稚児がしめ縄を切ってきました。

これが1番を行く「長刀鉾」です。この後33の鉾や山が続きます。