知恩院参拝 3

お昼も過ぎ「阿弥陀堂」での参拝もおわり次の方丈参拝に進んでいきます。この中の解説は難しいところが多いので一部知恩院のHPより引用させていただきました。

ここには大方丈(おおほうじょう)と小方丈(こほうじょう)の2つの方丈があり、どちらも寛永18年(1641)の建築、洛中随一の名書院として知られています。

この大方丈は、徳川将軍家の公務に用いられたもので、二条城と同様の書院造りの形式を備えています。
この絵も狩野一派の筆によるものだそうです。

ここは仏間で、大正天皇昭和天皇の御位牌が祀られ、その横に現在NHK大河ドラマで放映中の「江」さんの御位牌が祀られていました。

これは大方丈の廊下にある「知恩院七不思議」の一つである杉戸に描かれた狩野信政筆の猫の絵で、「三方正面向きの猫」です。どちらから見ても見る人の方を正面からにらんでいるのでこの名があります。
親猫が子猫を愛む姿が見事に表現されており、親が子を思う心、つまりわたしたちをいつでもどこでも見守って下さっている仏様の慈悲をあらわしているそうです。

大方丈の菊の間の襖絵は狩野信政が描いたものです。紅白の菊の上に数羽の雀が描かれていたのですが、あまり上手に描かれたので雀が生命を受けて飛び去ったといわれています。この絵は雀が飛び立つ前です。

これは現存する大方丈の襖絵ですが雀が飛び去った跡しか残っていません、狩野信政の絵の巧みさをあらわした話で「知恩院七不思議」の一つです。

ここは二条城と同様の書院造りで上・中・下段の間、松の間、梅の間、柳の間、鷺の間、菊の間、竹の間と武者隠しの部屋があります。

これは、籠です廊下にありました。・・・お殿様が乗られるのでしょうね〜
つづく