桜 15

今日の桜は京都嵯峨野にある二尊院の桜ですが、ここは紅葉の名所でもあります。
この二尊院は釈迦如来立像(重要文化財)と阿弥陀如来立像(重要文化財)の2像を本尊とすることから、二尊院と呼ばれています。平安時代初期に嵯峨天皇が慈覚大師を開祖に建立、いったん荒廃したものの法然が庵を結び、弟子の湛空が再興しました。隣にある常寂光寺と同じく、ここも藤原定家の山荘「時雨亭」[しぐれてい]があったとされています。

これが二尊院です。門内の桜が満開です。

これは「紅葉馬場」と言われるところです。この石段の両側は紅葉が多い所です。

ソメイヨシノも咲いています。


このしだれ桜 も満開です。

本堂としだれ桜です。


どの桜も見ごろです。

境内にある、保津川を開いた「角倉了以」の像です。


この二尊院には、上の写真のように皇室関係の二条家や三条家、鷹司家などのお墓があります。
その為一昨年天皇皇后陛下がお参りに来られました。

これが、13日の二尊院の桜でした。