清涼寺の松明

3月15日は‘嵯峨の釈迦堂’で知られる浄土宗の古刹。987年(寛和3)然(ちょうねん)が中国から帰国し、大清凉寺の建立を計画。没後、弟子の盛算が棲霞寺に、師が宋より請来の釈迦如来立像を安置した清涼寺の春の行事です。...

これが、その釈迦堂、清涼寺です。

この組み立て中の松明は本日午後8時、清凉寺。釈迦の涅槃会にちなみ、行われる行事のためのものです。

これがその松明ですこれが、重いのでクレーンで立てます。

出来あがった高さ7メートルの3本の松明に今夜点火されます。

また本堂前で高張提灯13基を立て、高低で米や株の相場も占いなす。

この火祭は京の三大火祭の一つです。

火勢の強弱でその年の農作物の豊凶を占うのです。この火祭が終わると嵯峨野に春がやって来ます。