想い出のネパール 12

昨日はヒマラヤ・ウオーキングで「山ひる」に血を吸われ、薬を付けて手当てをしました「ひる」は昔、田んぼで足など血を吸われたことがありますが、山では初めてでした、雨の日など山の地面や木の上におり人が通るのを感知すると木から落ちてきたり、地面に立っていて靴などに着き血を吸うのですが、吸う前に麻酔をかけるのだそうです。だから血を吸われていても感じません、血を吸って満腹になると逃げてしまい姿はありませんでした。吸われた傷口も治ってきました。今日は自由行動の日ですが、ガイドに頼みOPでどこか変わったところに行きたいと言うと1人$40で「ダクシンカリ」と「キルティプル」に行くことが決まり朝ホテルまで車で迎えに来てくれました。「ダクシンカリ」は「カトマンドゥ」から17km南の山奥にあります。

これが「ダクシンカリ」の入り口です。異様なムードです。ここにはヒンドゥー教の女神カリー祀った寺院です。カリーはシヴァの妃神で、殺戮、血を好む暗黒の神(カリーには黒という意味がある)ダクシンカリでは、毎週火曜日と土曜日の午前中、カトマンドゥ近辺のヒンドゥー教徒が女神への生け贄の鶏や山羊など持ち込み、次々と首を切り落とすと言った残酷な行事が行われるのです。ヒンドゥー教以外の人は寺院には入れませんが外から見ることはできました。

ここでは生け贄用、山羊や鶏を売っています。

鶏や山羊を生け贄にしない人のために花も売っていました。

この行列は生け贄をする人の行列です、すごい人でしょう・・・

赤い屋根が寺院です。ここで生け贄の山羊や鶏、場合によっては水牛の首を刎ねるのだとか。

今、鶏の首を刎ねています。刎ねた頭は屋根の上に放り投げています。

この山羊はこれから生け贄にされる山羊です。可愛い山羊なのに可哀そうですね〜

これは生け贄で首を刎ねられた山羊です。

この山羊も生け贄前の山羊です。怖がっているように見えました・・・

生け贄にされ山羊で首がありません。

ここでは、生け贄にされた山羊が料理されています。肉にされた山羊や鶏は家に持って帰り家族や親せきが寄って食べるのだと言っていました。見ていて何とも残酷な行事だと思いました。もっと残酷な写真がありますがこれくらいにしておきます。この行事を見るには個人ツアーでないと見られないとガイドが言っていました。これが「ダクシンカリ」観光でした。
つづく