想い出のネパール 11

今日はヒマラヤ・ウォーキングです。その為ホテルを早朝の6時に車で出発します。夜中から雨が降り出し、まだ雨は止んでいません・・・最悪!まだ外は暗いです・・・これから1時間ほど車で走り1,563mのところにある「チャンドラコット」と言う山村に行きます。この村はチベットの入口になっており徒歩で行く場合はここから行くそうです。チベットまでは数百キロあるとのことでした。

ここは村の入口で1日に数本のバスが走っています。私たちの乗ってきた車は村の入り口に置きガイドと3人でハイキングをしますが、雨で傘を差してのハイキング・・・雨よ早く止んで・・・と祈りながら歩いて行きます。

これが山村です。山の傾斜にところ狭しと家が立ち並んでいます。

祈りが通じたのか雨が止んで来ました。山道を歩いて行くと村の若い女性が頭に籠を掛けながら・・牛の草刈にいくそうです。「ナマステ」(お早う)ときさくにあいさつしてくれます。

また、道端に洗濯場のようなところがあり、洗濯をしながらシャワーをしている人がいので写真を撮ると恥ずかしそうにしていました。

これは村の田んぼで段々畑になっていて日本ではあまり見られない風景でした。

歩いていると、若い娘さんが「ナマステ」と言ってくれ、話すと、これから山に行くと言っていました。

この村にはちょっとした店や郵便局がありましたが、人は見かけませんでした。

村はづれに来るとヒマラヤの山並みが見えてきましたが、生憎雲がかかっています。残念・・・

そこでガイドがこの1軒の家に行きお茶を飲ませてほしいと交渉して飲ましてもらうことのなりました。

ここには、この老夫婦がおり、気持ちよく「ネパール茶」を飲ましてくれ、いろいろ話をして別れました。

老夫婦の家でお茶を飲んでいる間に天気が回復し山が見えてきました。ラッキーそして山を降りホテルに帰りましたが、帰ってから、大変・・・足や背中など「山ひる」に血を吸われていました。シャツや靴下は血だらけでした。
つづく