想い出のネパール 6

ジャナクプルはインドとチベットの国境までの広大な地域にあり、人口は74,000人あまりです。ここは県庁所在地になっています。

これはジャナクプルを歩いているとき、丁度学校帰りの「スクールバス」?に出会いました・・・これは3輪車です・・・定員オーバー乗れるだけ乗る・・・のようでした・・・

これから、この輪タクに乗って、ここから5〜6km離れた「ミティラー・アート」に向かいますが、この輪タクの料金も交渉しだいです・・・2台の輪タクに乗って行くことにしました。

ここが「ミティラー・アート」です。ここは3,000年前から、この地方の女性たちは家の壁に独特な絵を描いて暮らしていたのが今も引き継がれています。野原の中にポツ〜ンとありました。

ここで描く絵は1934年インドのビハール州を襲った大地震の被害調査に来た英国人行政官が、この絵には高い芸術があると言われてから有名になりヨーロッパや日本にも輸出されるなっているようです。みんなが寄って手書きで描いていました。

これが描いた絵の一つです。

これは描いているところです。絵は全て和紙に絵の具を使って手書きで描くのですが見本やモデルはありません、また描いた絵の裏に名前を入れます。

描いた絵が売れると、描いた子供に、わづかですが手当が出るようですから私も小さい絵を10枚ほど買いました。1枚日本円で2〜30円ほどだったと思います。

ここでは出来あがった織物をたたんでいました。

ここでは轆轤を使ってコーヒーカップを造っていました。このミティラー美術館が新潟にあるそうです・・・

「ミティラー・アート」の観光を終え再度、輪タクに乗って次の観地「ジャキナ寺院」に向かいます
つづく