新緑 8

桂離宮は、後陽成天皇(ごようせいてんのう)の弟、八条宮初代智仁親王により、宮家の別荘として創設されたものです。

これは御幸門の中ほどから左に折れ、離宮苑内入ったところにある「外腰掛」と言う建物です。茅葺寄棟造りで、次に紹介する茶室「松琴亭」(しょうぎんてい)の待合い腰掛となっており、雪隠(便所)がついています。


これは両端を二重枡形の手水鉢と丈の低い燈篭です

その前には蘇鉄山があり、この蘇鉄は薩摩島津家から献上されたと言われています。

「松琴亭」に行く道はこのように、きれいな庭が続いています

これは「洲浜」です、黒く扁平な石が敷き詰められ池に突き出しています。

池の向うに「松琴亭」が見えてきました

「松琴亭」に行くには、この石橋を渡って行きます

「松琴亭」の前に見える庭が「天橋立」になっています。