平清盛

今年のNHK大河ドラマは「平清盛」ですね〜放送開始直後、画像の色が悪いと新聞等に載っていましたが、早いもので放送開始から2ヶ月が過ぎました。
そこで平清盛にまつわるとところが京都市内にいくつかあると言うことで、その一つである下京区にある「若一神社」に行って来ました。ここは京都の一番西にある「西大路通り八条角」にあります。この西大路通りは南北に走っていますが、この神社の前だけはS字形に曲がっています。

ここには、この大きな楠木があり、この木を避けるためにS形に曲がっているのです。これは昭和9年の市電工事の際、この楠をどけようとしたところ、工事関係者に次々と事故や不幸が襲い、断念したといういわく付きの楠であるそうです。


境内の端には石碑が建っています。

この銘水は 若一神社神供水です。
平清盛公熊野詣での折、御神託により仁安元年(1166年)11月10日、西八条殿内に隠れたる御神体を世に出し、社殿を建立し奉斎して以来、日供祭(にっくさい=毎朝行われる崇敬者の安寧を祈るお祭り)にて御神前に供えられてきた御神水。古くから銘水として知られる地下水で、開運出世の水として、新生児誕生に際しての産湯としても有名。運が開けたなど御神水による様々な奇跡が広まり、ペットボトルを持って水を汲む人がたくさん来ていました。

これは社務所です。その横に本殿があり、その前にも大きな楠があります。

境内にある歌碑
「萌出づるも枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋にあはで果つべき」
(芽生えたばかりの草も枯れようとする草も、野辺の草は結局みな同じように、秋になると枯れ果ててしまうのです。)
人の世の無情を歌った平家物語史跡
祇王歌碑は若一神社境内に建っています。

この像は平清盛像で神社の鳥居を潜ったところにが建っています。これが平清盛にまつわりのある「若一神社神」でした。