石の寺 教林坊

観音正寺から下りてから紅葉の名所の「教林坊」と言う寺があると聞き行ってみることにしました。ここは寺と言うより、どこにでもあるような茅葺屋根の家のように感じました。この「教林坊」は歴史が古く推古13年(605年)に聖徳太子によって創建され、寺名の「教林」とは太子が林の中で教えを説かれたことに由来しています。

これは山門です。

この竹藪の中を通って寺に向かいます。

これが入口になる門です。

これが寺の玄関です。この寺は50年前に先住が亡くなって昭和50年ごろから無人になって荒れ寺に変わり見る影もないほど傷みで崩壊寸前だったものを今の若き住職が身を粉にして復興されました。

この寺はぐるりを竹に囲まれた中にあります。その竹藪の中に紅葉がありあり紅葉の赤と竹の緑がなんとも言えません。

紅葉と茅葺屋根です。

この庭には「千両」がきれいに咲いていました。

苔の生えた庭の手入れが行き届ききれいです。

これは本堂と色付き出した紅葉です。

本堂の中から見た庭です。

障子越しに見た庭も情緒があります。

これは本堂の中の襖に描かれた竹藪です。

帰り路の竹藪と紅葉が綺麗でした。ここのライトアップは11月13日〜12月5日まで午後5時から9時までされます。住所は近江八幡市安土町石寺1145です。暇があったら是非行って見る甲斐はあると思います。