秋 4

10月に入り朝夕涼しくなり京都では瑞饋祭と時代祭り、鞍馬の火祭と三つ続きますが今日紹介するのは1日〜4日に行われる北野天満宮の「瑞饋(ずいき)祭り」1回目です。
この瑞饋祭りは資料によりますと、平安時代、西之京神人(にしのきょうじにん)が五穀豊穣を感謝しそのお礼として、旧暦9月9日(重陽節句)に自分たちが作った新穀・野菜・果実などに草花などを飾り付け、菅原道真公の神前にお供えしたのがこのお祭りの始まりと言われています。

これが「西之京瑞饋神輿」です、西之京瑞饋神輿保存会によって製作される神輿です。屋根は、ずいき(サトイモの茎)で葺かれ、神輿の四面をかざる真紅・梅鉢・桂馬・欄間・鳥居などにも、農作物・海産物がふんだんに使われている、大変珍しい神輿です。後で神輿について説明しますが、すべて西之京で採れた野菜で出来ています。

今日は1日で神幸祭です。獅子舞や神輿、お稚児さんが西の京を練り歩きました、これがその写真です





可愛い女のお稚児さんです

男のお稚児さんでお母さんに手を引かれ恥ずかしそうでした・・・

つづく