新緑 12

書院の次は月波楼です。この「月波楼」は古書院に近い池辺の高みに建つ茶亭です


この化粧屋根裏の竹の垂木は舟の底のような形に組んであります

この部屋からはこのような景色が見えます

またここからの月見も、また格別だとか・・・

赤い霧島つつじが鮮やかです

これは「御輿寄」です。ここは書院の玄関になります。中門から切り石が斜めに敷き詰められ間口が広く見えるように設計されています。また玄関には一枚石の大きな沓脱ぎがあり、六人の沓が並べられことから「六人沓脱」と言われています
この縁の柱や障子は中門から入ると手前ほど、間隔を狭くして奥に行くほど広くなっていて、手前から見ると等分に見えるように設計された設計の知恵ですね〜

これは書院に入る「中門」です.本来書院に入るにはここから入るのです・・・紹介の写真は逆になるわけですね〜

この松は目隠し?の松です、この松があるがため景色が見えないようになっているようです。景色はその場所、その最高の場所に行ってら最高の景色を楽しんで見るようになっているとか・・・この参拝時間は約1時間でした。これで簡単ですが「桂離宮」の説明を終わります。ここを参拝するには宮内庁京都御所の事務所に3ケ月前に申し込みますが、希望日、希望時間にはなかなか許可されませんが、直接御所の事務所に行けばパソコンで調べてくれますので、その場で分かりますよ・・・