梅の実

22日から福井県三方五湖の近くにある梅の里と言われるところでもある、世久見に梅捥ぎに2泊3日で行ってきました。ここは何時もお世話になっている民宿で梅林が何ヶ所もあり、この梅の収穫時期は猫の手も借りたいほど忙しいのです。以前から一度、梅捥ぎの体験をしてみては・・・と言われていたのですが、中々行く気になれなかったのですが今回は思い切って行くことしました。ここの梅干しは美味しいので有名なんです。そこでどうして美味しい梅干しが出来るか体験してきました。

ここは山の傾斜にある梅林です。梅は平地に出来る梅よりも山の傾斜にできる梅のほうが良いそうです。

見てのとおり梅の実は大小ありますが採りごろになっています。

梅の実を採るには、このように木に登ったり、脚立に乗ったりして採りますが、足場が悪く一つ違えば転落します・・・

採った梅の実はこのようなコンテナに入れますが、このコンテナ一杯は約40kgあります。

梅林は広く梅の木が20本以上あり一本あたりコンテナ2杯はゆっくり採れます。そして木と木の間隔は10mぐらいあり梅林は広いです。

これは収穫してきた半日分ほどの梅です。凄い量でしょう・・・

それを大きさ別と実の種類別に分けます。量が多いので分けるのが大変なんです。それに木から自然に落ちた実と、捥いだ実とでは出来あがった梅干しは全く違うと聞かされ驚きました。自然に落ちた実などは梅エキスなどにされたりします。

これは水洗いを待つ梅の実です。今回初めて知ったのですが梅酒にする梅の実と梅干しにする梅の実が違う事を初めて知りました。それに8月になれば土用干をして、再度漬けこんで梅干しになるのです。

この梅の実を採るのに汗だくになり、初めての梅の実を採る苦労を経験をしました。またこれだけ品質管理をされているので美味しい梅干しができるのが分かり、今まで何気なく食べていた梅干し・・・食べる時の気持ちが変りました。